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 楊式太極拳 

伝統拳

 

武術として継承されてきた伝統的な太極拳は、後述の制定拳に対して「伝統拳」と呼ばれる。伝統拳はその伝承系統や各伝人によって内容にさまざまな違いがあるが、「伝統五派」という五つの系統に分類するのが普通である。

伝統五派は、それぞれ創始者あるいは代表的な継承者の姓をとって、陳、楊、呉、武、孫の名を冠する。かつては「陳氏太極拳」「楊家太極拳」のような名称が多く用いられていたが、第2次世界大戦後は中国をはじめとして「陳式太極拳」のように「~式」と呼称するのが一般的である(中華民国では現在も「~氏」と呼称するのが一般的である)。近年、従来は陳式の一派(趙堡架式)とされていたものが、和式太極拳として認定された。各流派に分かれているが、共通の基本功として「十三勢」があり、基本功が習得された後、「套路」、「推手」、「散手」と進むのが一般的である。また、十三勢の中に流派ごとにさらに細かい「太極拳の技法」がある。

また、伝統拳はそれぞれの門派において剣、刀、杆、槍などの器械(武器)を用いた套路を伝承している。中国武術において剣は手の延長と見なされ、剣を練習することによって太極拳の動作は正確になり、より深く理解することが出来ると考えられている。例えば、剣尖まで勁を伝えるように練習をすることで、全身を協調させて運勁し、発勁するための有効な練習となる。また、剣には刃がついているため、徒手より動作に意識が集中しや すく、気功的あるいは武術的鍛錬として効果が高い。

楊式太極拳

陳家溝で太極拳を学んだ楊露禅が北平(北京)に出向き伝えた。露禅は実戦高手として楊無敵と讃えられ、その評判故に請われて多くの者に教授した。Yang Cheng Fuその拳は非常に柔らかな動きで、「綿拳」「化拳」と称されたと伝えられる。その後も露禅の子、孫と三代にわたって楊式は改変され、現在普及しているのは露禅の孫楊澄甫が伝えた大架式の套路である。

楊式太極拳の理論書としては、楊班侯伝の「太極拳九訣」や楊澄甫伝の「太極拳老譜三十二解」がある。 楊式にも動作に緩急を伴う小架式及び二路砲捶が存在するが、最も普及した大架式の動作はのびのびとして柔らかく、 発勁法は緩やかな暗勁(激しい打撃動作を行わない発勁の仕方)であるため、最も広く行われている。 後述の制定拳は楊式をベースにして構成されている。

 

 

 

 

これは Wikipedia encyclopediaから参照しています。

 

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